美容・健康

「食品添加物の賛成派 VS 反対派 どっちが正しいのか検証」

はじめに

日常口にするもので、栄養素ばっかり目がいって
食品添加物について気にしたことがございますか?

「気にしすぎるのも、ストレスになるからな・・・」

なぜストレスになるか?
日本には添加物が入っているものばかりだからです。
入ってないものを探すと、高いし、そもそも本当に少ないです。

日本は、いわゆる添加物大国と言われています。

先ほどgoogle検索で「添加物」と入力すると
「添加物 大国」と予測ワードが上がってきますね。

添加物については、5年前から注目しているので
今回は基礎的なお話からなんで添加物が危険と言われているのかについて
簡単に共有させていただきますね。(記事をたくさん読みましたが、)

<こんな人向け>
・食品添加物は何なの?
・食べるとどうなるの?
・どんな食材に入っているの?
・日本は大国なの?
・賛成派・反対派あるけどどっちが正しいの?

食品添加物ってなに?

食品添加物とは

食品添加物は以下のような時に使われております。

1.食品を作るとき
2.食品に甘み香りをつけるとき
3.食品に栄養を加えるとき
4.食品が腐らないようにするとき

用途は様々です。人工甘味料は、砂糖の甘さの何百倍も甘いと言われてたりするので
食品を作る上で添加物はもう必要不可欠のような物になっています。

食品添加物は安全なの?

安全か危険か?

はっきり言いますと。

誰にもわからないと言うことになります。

その理由は、添加物への賛成派と反対派の意見を
両方理解すると、どちらの意見も間違ってはいないと考えます。

賛成派=食品メーカー、反対派=消費者

大体がこんな構図になっています。そりゃそうですよね。笑
それでは賛成派と反対派の意見をみていきましょう!

食品添加物の賛成派

賛成派の意見としては、こうです。

試験をして安全性が立証されている

一般社団法人日本食品添加物協会のHPにて公表されているのが
こちら↓↓になります。https://www.jafaa.or.jp/tenkabutsu01/anzen

一般毒性試験 28日間反復投与毒性試験 実験動物に28日間繰り返し与えて生じる毒性を調べる
90日間反復投与毒性試験 実験動物に90日間以上繰り返し与えて生じる毒性を調べる
1年間反復投与毒性試験 実験動物に一年以上の長期間にわたって与えて生じる毒性を調べる
特殊毒性試験 繁殖試験 実験動物に二世代にわたって与え、生殖機能や新生児の生育におよぼす影響を調べる
催奇形性試験 実験動物の妊娠中の母体に与え、胎児の発生、生育におよぼす影響を調べる
発がん性試験 実験動物にほぼ一生涯にわたって与え、発がん性の有無を調べる
抗原性試験 実験動物でアレルギーの有無を調べる
変異原性試験
(発がん性試験の予備試験)
細胞の遺伝子や染色体への影響を調べる

このようにあらゆるケースを想定してしっかりと動物実験をし、
問題がないことを確認していると言うことです!

法律が制定されている

食品衛生法第12条に基づいて、
厚生労働大臣の指定を受けた添加物(指定添加物)だけを使用することができます。

つまり、国が安全であると言う保障つきであると言うことになります。

ちなみに、指定添加物以外で添加物として使用できるのは、
・既存添加物
・天然香料
・一般飲食物添加物

<安全性の評価方法>
内閣府にある食品安全委員会がリスク評価機関が行う

動物実験で得た毒性試験結果

科学的根拠に基づき、一生涯食べ続けても、
健康への悪影響がないとされる一日摂取許容量を決める

安全を保障

添加物の反対派

キャリーオーバー

皆さん、キャリーオーバーを知っておりますでしょうか?

添加物が製造過程で使われていても、
最終的に残っていない場合や少量の場合は記載しなくてもいいと言う制度です。

表示されていない添加物も入っている可能性がある=怖い

世界と比べて日本の規制は甘い

世界で規制がかかっている添加物が日本ではOKと言う添加物があります。

例えば、食用赤色2号と言うものですが、
日本ではお菓子やアイスなどで色をつけるために使われていたりします。

しかしこれは、ヨーロッパやアメリカ、韓国では
規制がかかっていたりする添加物ですので、
こう言う添加物が普通に使われている日本って
世界と比べて添加物の規制が甘すぎるでしょ!と言う意見に繋がります。

日本の添加物規制がそもそも世界と比べて甘すぎる

複合毒性の可能性

体の中に入った時、複数の添加物が反応して、
別の体に有害な物質に変化するという可能性があります。。

商品に入っている添加物の量では、
複合毒性は起きないと賛成派は主張しているようです。

量によっては、毒になる可能性が高いことも示唆しています。

危険性の高い添加物 ワースト5

これらは世界では規制がかかっておりますが、日本では普通に使われている添加物です。

1. 亜硝酸ナトリウム

最近日本でも話題になりましたよね。ハムやソーセージに入っていて、発ガン性のリスクがあると研究発表されていました。

某ハム会社が、大反対していましたよね。
確か、お歳暮も売れなくなって株価も暴落していた気がします。

亜硝酸ナトリウムは、食肉・水産製品の赤い肉食を保つために使われていて
食中毒防止と言われています。

【リスク】
・アレルギー性
・発ガン性
・うつ症状
・頭痛
・記憶障害

【食品例】
・食肉加工品
・魚肉ソーセージなど・・・

2. 赤色3

カラフルなお菓子に使われていたりしますね。

主に色をつけるために使われています。

【リスク】
赤血球減少
・ヘモグロビン値低下
・甲状腺の機能障害
・染色体異常
・発ガン性

【食品例】
・焼菓子
・和洋菓子
・粉末食品など

3. タール色素

こちらはよく聞くこともあると思います。

いろんなお菓子やアイスクリームに入っているのを目にしますよね。

【リスク】
・不妊症
・発育不全
・発がん性

【食品例】
・飴
・和菓子
・アイスクリーム
・ソーセージ
・ジャム

4. ソルビン酸、ソルビン酸K

保存性を高めるために使われているみたいです。

日常的に使うケチャップや味噌なんかにも入っているのだから
毎日摂取するレベルですね!

【リスク】
・肝臓肥大
・成長抑制
・亜硝酸と結合すると発ガン性物質に変化

【食品例】
・魚肉の練り製品
・食肉製品
・漬物類
・味噌
・ケチャップ
・乳酸飲料

5. サッカリン

砂糖の代わりに甘味料として使われています。

最近のお菓子にはそんなに入っていないですが、
昔の駄菓子系には多少入ってましたよね。

【リスク】
染色体異常
・発ガン
・運動麻痺
・出血性胃炎

【食品例】
・ガム
・清涼飲料
・乳酸飲料
・缶詰
・ソース

実は添加物の原料は「虫」も使われている

コチニール色素はオレンジや赤の着色に使われるが、
原材料は虫です。

虫・・・?

サボテンに寄生するカイガラムシ科エンジムシ

画像で調べて見ました・・・。
集合体恐怖症の僕にとっては、吐き気のする部類でした。

有名商品のオレンジ色したドリンクに入っているなんて・・・。笑

結局、添加物は良いのか悪いのか?

添加物の賛成派、反対派、
いわゆるメーカ側・消費者側の論争を見ていただきました。

そこで僕の結論は、これです。

添加物は、現状ではわからない!

添加物が使われたのは、だいぶ昔から使われていると言う意見もありますが、
今の日常のように大量に使われ出したのは、戦後です。

その戦後から今は70年以上経ちましたが、
遺伝子レベルでどのように影響するのかは、
現実的にはまだわからないレベルにはあります。

なので、添加物を気にせずに大量に摂取する食生活か
商品を選別し添加物を控える食生活か。

皆さんはどちらを選択しますか?

僕は、とりあえず控えるようにします

ただ、0にすると言うよりは極力減らすと言う
ライフスタイルでいきたいと思っています。

Dsuke
ロンドン留学を機にヨーロッパを30カ国ほどひとり旅。(写真はトルコのカッパドキア)
ビーガンの友人との出会いにより食品の安全性や健康、さらには美容まで
こだわるようになり「内からも外からも若々しく」が僕のモットーです。
ブログでは、趣味の英語や映画、美容・健康など幅広く自分の拘りや学んだことを
共有しておりますので、是非チェックしてみてくださいね!

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