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<第13弾 小説を書いてみた> ベルギー

はじめに

みなさん、こんにちは!Dスケです。

名前:Dスケ

大手企業を退職後、ロンドンへ留学。ロンドンのライフスタイルに影響を受け現在は、ブロガーとして生活。ネットビジネスのほか、デイトレや留学ライターとしても活動中。(社会人でのロンドン留学のご相談はいつでも)twitter@D_suke_tawagoto)で主にリアクションしています!

今後ともよろしくお願いします!

13弾目になりました。なかなかの大作になりつつあります。笑

今日は、株の仲間外れにされてしまったので、気分は最悪な状態ですが書き進めていきたいと思います。

久しぶりにこんなに激しい雨を見ました。ロンドンでは、こんな激し目の雨はまずあまり降らないです。いつもパラパラっと降って、止んで、また降っての繰り返しです。

それでは、早速行きましょう!

ベルギー

僕はチョコレートで有名なベルギーのブリュッセルにいた。ここではワッフルやムール貝などが観光客の心を鷲掴みにしているそうだ。電車の中で、ブリュッセルの観光地を調べまくり、有名なところは全て回る予定だった。僕は旅の初心者だ。とにかくブリュッセルに行ったのにあそこに行かなかったの?などと絶対に言われたくはなかった。オススメのお店を調べ、見るべきスポットにチェックをつけた。ファーストクラスの電車の快適さはいうまでもなく、無料のモーニングまで出てきた。3杯のオレンジジュースを飲み干し、優雅な3時間を過ごしあっという間に、ここブリュッセルについたというわけだ。

「まずは、世界で最も美しいといわれる広場グランプラスか」

僕は後ろから誰かに早く行けという風に押されたが、一切気にならなかった。それどころか、ワクワクが止まらない自分をどう抑えようかと考えた。ブリュッセルの街は、とにかく観光客が多かった。僕がここでよく聞いた言語が韓国語だ。あちらこちらに韓国人のマダムがおしゃべりしたり、写真をとったりして賑やかだった。韓国と日本のマダム達のファッションは全然違うと思った。顔ではなくファッションで人種を区別できるほどだった。僕はブリュッセルの街の観光スポットであるグランプラス、小便小僧、小便少女など写真スポットは主にそんなところで、1時間もかからず全てを見尽くしてしまった。小便小僧などは、世界3大がっかりと言われている通り、小さく、檻の中に閉じ込められていた。空は快晴で、すでに汗だくだった。ベルギーで有名なチュコレートを何個か購入し、ムール貝で有名なレストランに入った。「やっと座れる」僕のリュックにはパソコンや1週間分の着替えなど全て入っており、かなりの重量だった。決して、優雅に散歩してはいない。しかし、まだ5時間も経っていない時間が、あまりにも貴重で、そして心から楽しく感じた。

レストランでは、バケツに入った大量のムール貝をとベルギービールを飲んだ。夏にこの冷えたビールにムール貝という組み合わせほど、贅沢なものはあるのだろうかと考えた。そのレストランには3人の日本家族が既にいた。父親は携帯を触りながら、こっちをチラチラ見てくる。母親は気を張り、パスタを食している。子供は、楽しくなさそうにパンをちぎっていた。どうして彼らはここに来たのだろうか?喧嘩でもしたのだろうか。いや、僕にはわかった。旅には必ず憂鬱さが伴うということ。

「さて、次に何をしようかな」と考えていたが、ネットで書かれていたオススメのスポットは全て行きつくしてしまっていた。「ベルギー飽きたかも」もう僕の興味はベルギー、いやブリュッセルにはなかった。「そうか!ベルギーでも違う都市に行けば、面白いものみれたりするかもしれない」と思い、検索してみると「ブリュージュ」という都市がなんとも中世の香りがまだ強く残る街だという。日本でいうと京都と言ったところだろうか。僕は、ブリュッセルの滞在時間は8時間ほどだったが、そのまま電車に乗りブリュージュへと向かった。電車で1時間くらいの場所にあったが、もちろん僕は鉄道のフリーパスを持っていたので、無料で行くことができた。鉄道の中では、さっき買ったチョコレートを食べた。ベルギーが世界一のチョコレートだと言われる理由がわかった。本当に、苦味と甘みとそのチョコの香りがそれぞれ絶妙に合わさり癒しを与えてくれるものだった。というが、僕はそんなにチョコマニアでもないので、日本にいた時はスーパーで売られているようなチョコレートしか食べていないので、味がわかるはずもない。

ブリュージェにはあっという間についた。夕方の5時だったが、まだ明るく少し暑いくらいだった。駅から少し歩いたところは、確かにネット界隈で話題になっているような教科書で見たような中世の街並みが広がっていた。石畳があり、建物はカラフルで3角屋根の低い家が多く、ところどころには円錐の塔が立っていた。おそらく協会だろうか。僕は、電車の中でこの街のホテルを予約していた。事前予約の方がいくらか安いのだろうが、僕の旅に目的地はなくその場その場で決めて行く自由さに楽しさとワクワク感を見出していた。もし、これが人生だったら僕は会社を辞めて正解だったかもしれない。あの時の決断がなければここにはいないのだから。この街は北のベニスと言われるほどで、水の都と呼ばれていた。大きな川があったり、湖があちらこちらにあった。歩いていると、ある一角に人だかりができていた。少々、水の周りには小蝿が鬱陶しく飛んでいたが、僕はそこに近寄って顔をあげた。そこにはあまりにも美しすぎるオレンジ色の夕日が湖を照らしていた。白鳥が空を飛び、湖は茜色に染まり、太陽は優しくあたりを包み込んでいた。近くから、バイオリンで誰かが生演奏をしていた。僕には理解できないベルギーの言葉すら、芸術のように感じた。ロンドンから出発してきて、ブリュッセルに行き、予定にはなかったけれどここブリュージュに来てよかったと心底思った。

ホテルは、お世辞でも綺麗とは言えなかったが特に気にはならなかった。それよりも、旅が楽しく、無事ホテルにいることが奇跡のようで、生きていることに感謝をした。僕は本当に過去の自分と同一自分なのだろうかと確かめたくなった。夜、喉が乾いたので近くのコンビニがないかと探し、中国人が経営している店を見つけ水とお菓子を買った。店主とは日本の話で少し盛り上がった。僕はいつの間にか英語を話すことへの抵抗がなくなりかけ、いつの間にか小さな自信を身につけようとしていた。

「英語話すのが楽しい」そう考えるようになっていた。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

ベルギーは僕の最初の旅の始まりで、本当に楽しかった思い出しかないです。

よく自分探しの旅をすると聞くかもしれませんが、旅中にいろんなことを考えたり、想像したりしてました。

少しでもベルギーの風景が想像できるものであればいいなと思います!

それでは!次回お楽しみに!

 

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