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はじめに
みなさん、こんにちは!Dスケです。
名前:Dスケ
大手企業を退職後、ロンドンへ留学。ロンドンのライフスタイルに影響を受け現在は、ブロガーとして生活。ネットビジネスのほか、デイトレや留学ライターとしても活動中。(社会人でのロンドン留学のご相談はいつでも)twitter(@D_suke_tawagoto)で主にリアクションしています!
今後ともよろしくお願いします!
さて、今回は前回の
に続き、その中でちらっと触れた3ヶ月の「待機期間」について詳しくご説明!さらに、給付制限なしにすぐに給付をもらえる方法もご紹介します。
給付制限とは
簡単にいうと、「自己都合で退職した人の中にこの給付をもらうために辞める」といった人に給付を制限するための期間です。
<例え>
自己都合でやめた場合の給付制限は3ヶ月ある
つまり、ハローワークに離職票を提出して、手続きを済ませ全て完了してから約4ヶ月後に失業給付金が自分の口座に振込まれます。
給付制限なしに失業給付をもらえる方法
はい、2つ方法があります。
1. 職業訓練を申し込む
職業訓練っていうと、なんか就職するために何かしらの訓練をするという印象を受けますが、全然違います。
職業訓練とは、パソコンスキルアップした人とか、専門的な技術を学びたい人と、そういうスキルアップの講座を全て無料で受講できるものです。
職業訓練は全て無料
ただし、この申し込みをしてハローワークで受講できるかの審査があります。
その審査を通過すれば「合格」という形で通知をもらい晴れて受講できるという流れです。
選考がある理由は単純に募集人数と応募人数に差があるので、人気な講座は選考があるだけです。特に、特別なスキルが必要とかはありませんのでご安心を!
そして、この職業訓練の受講が決まれば
学校の開始日より失業給付が発生する
さらにポイントはここからです。
受講している期間中、給付金はもらえる
つまり、本来なら90日間しかない失業給付でも受講期間が6ヶ月とかであれば、その間ずっと給付金をもらい続けることが可能です。
※金額は変更します。
2. 自己都合退職から会社都合に変更
これは、先日も少しご説明させていただきましたが下記のものだと変更可能です。
<退職理由>
・3カ月連続して月45時間を超える時間外労働が行われた
・事業主から直接的または間接的に退職をすすめられた
・給与、労働時間、勤務地、仕事内容などの労働条件が異なる
・賃金が85%以下に落ちた
・事業所が法令違反をしているため離職した
その他にも特定理由に変更することができる理由があります。
ハローワークに理由を相談しましょう
この特定理由に認定されると、給付制限が解除されます。
ただし、変更の期間は会社によっては長くなる可能性もあります。
職業訓練とは?
先ほど、職業訓練についてさらっと通り過ぎてしまいましたが、ここで少し詳しくご紹介しますね。
職業訓練とは
まず、職業訓練の目的は「職業を変えよう!としている人の能力開発」です。
なので、実は無職の人限定の話ではないです。
職業訓練には3つの種類があります。
・離職者訓練
・在職者訓練
・学卒者訓練
離職者訓練
対象:ハローワーク求職者(離職者)
訓練期間:3ヶ月〜6ヶ月
訓練内容
・webデザイナー
・PHPプログラマー
・総務・経理事務
・OAスペシャリスト
・ネットショップ運営
・人事労務
・医療事務
・貿易実務
・ファイナンシャルプランナーなど
費用:無料
在職者訓練
対象:在職者
訓練期間:2日〜3日
訓練内容
・機械・金属加工、機械図面・CAD
・建築製図、建築設備、設計・模型・パース、資格
・資格取得支援(第一種/第二種電気工事士・第三種電気主任技術者)、設備計画・制御、電気基礎知識
・経理・税務実務、ビジネススキル、経理関連の資格、労務管理
・資格取得支援(ITパスポート試験、パソコン情報セキュリティ)、プログラミング、AI・IOT
費用:1.5万円程
学卒者訓練
対象:高等学校卒業者
訓練期間:1年または2年
訓練内容
・普通科:OA 事務科、機械加工科、自動車整備科、木造建築科 等
・専門科:生産技術科、電子情報技術科、電気エネルギー制御科 等
・応用課程:生産機械システム技術科、建築施工システム技術科 等
費用:年間39万
さいごに
転職する時に、何か新しい事始めたいな、何かスキルアップしてから再就職したいなと考えている方は
是非この職業訓練を受講してみてはいかがでしょうか?
給付をもらいながら、しっかりと勉強し、さらには求職活動も可能です。
何かわからないことがあれば、twitterでご相談していただければと思います。
また、最寄りのハローワークさんに行けば親身になって教えてくれますよ!
一緒に頑張りましょう!
・給付制限をなくす方法は2つある
・1つ目は、職業訓練に応募する
・2つ目は、退職理由を会社都合への変更申請をだす